アーティスト・インタービュー

RG Meister

Yoshihi さん

アーティストデータ

アーティストインタビュー、記念すべき第一弾でご紹介させていただくのはYoshihiさんです。
オリジナル楽曲はもちろん、ネットセッションでも高度な技術とセンスで聴いた人に衝撃を与えるYoshihiさんのプレイは、極上の音作りにより支えられています。
ギタリスト必見です!

Yoshihiさんの機材
自宅スタジオ写真
Yoshihiさんの録音環境

――まず、はじめに普段ギターを録音される時の機材を教えていただけますか?

ギターは、IbanezのノントレモロタイプのRGとFRT搭載のUSA-CustomというRGを使っています。

歪みは、ROCKTRONのプリアンプVooDu Valveを主に使っています。
内蔵のスピーカーシミュレータを使ってラインで録っています。
プリアンプの出力はベリンガーのミキサーを通って、M-AUDIOのオーディオインターフェイスAudiophile2496に繋がっています。

一部の曲では、Peavey 5150IIでMarshallの12インチ2発のキャビを鳴らして、SHURE SM57で拾っています。

ちなみに、最近line6のPODxtを手に入れまして、今後これがメインになりそうな感じです。

――IbanezのRGを使われているようですが、RGには珍しいノントレモロタイプを使われていますね。ノントレモロタイプの魅力を教えていただけますか?

ストレートなサウンドとセッティングの容易さです。

元々はフレーズの最後が必ずアームダウンになるような トレモロ多用派だったのですが、徐々にトレモロを使用しなくなり、 FRT搭載のRGでもブリッジを固定するようになりました。
そこで、RGのプレイアビリティはそのままにトレモロの無いモデルを 手に入れました。

とにかくメンテナンスが楽です。
FRTにおいてオクターブピッチの調整は非常に手間が掛かるものですが、ノントレモロだと簡単に調整できるため、よりシビアに追い込む気力も出ます。
弦交換も楽です。
また、これは偶々自分の個体がそうだというだけですが、 非常に重量が軽く取り回しが楽です。

ただ、ここ3週間ほどの事なんですが、またメインギターが FRT搭載のUSA-CustomのRGに戻っていますw それぞれ利点が有り悩ましいのですが、USA-Customの方は ブリッジの弦間ピッチが広くチョーキングがし易いというのが大きいです。 ノントレモロの方は、ブリッジの弦間ピッチが10.5mmとレスポールと同様狭く、 弦移動が楽な分速弾き等には有利なのですが、隣弦を押し上げる量が 増える分チョーキングが重いのです。 ここ数年、自分のプレイからチョーキングが減っているのを感じていたので、 あえてUSA-Customに戻してみました。

Yoshihiさんの宅録の哲学

――音作り・ミックス作業で心がけているコツなどがあれば教えていただけませんか?

自分が好きな音楽と並べて聴いてみて、違和感が無いように気をつけています。
具体的には、音圧が足りなかったり音が細かったりしないか聴き比べます。

――宅録をはじめてどれくらいになりますか?

単純にギタープレイの録音という意味では、10年ぐらいになります。
ただ、作品というより、プレイのサンプル作成といった感じでしたので、歴の長さの割にスキルは有りませんw(編集注:実際に作品を聴いていただければわかりますが、非常に高いスキルをお持ちです)

――akizukiさんの考える宅録の面白さ・魅力はどこにあるでしょうか?

自分のプレイを記録でき客観的に聴ける事と、他の人に聴いていただき意見を貰える事ですね。特に聴いてもらえるという意味では、ネットと合わさる事で魅力が何倍にもなりますね。

――どうも、ご協力ありがとうございました!

Yoshihiさんのホームページ
akizuki.net
編集部が選ぶ、お勧めの作品
905
適度に広がるバッキングトラック、テクニカルでありながら曲の雰囲気を壊さないギター、バラードの盛り上げ方はさすがです。

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