なにが必要なの 1

宅録をはじめておこなうのになにが必要なのかをご紹介。

注意
・最後は結局音質などは聴いてみないと人によって好み、感じ方も分かれてくるので参考程度にどうぞ:)
・製品のスペック・性能については、製品のバージョンアップや情報の誤植などで実際に販売されている製品と異なる可能性があります。必ず購入前にメーカーHP等で十分に確認することをオススメします。
・特定の製品の販売促進を目的としているわけではありません。

絶対必要なものはない

「宅録(自宅録音)」に厳密な定義はありません。
なので、絶対にこれをそろえなければいけないというものはありません。
必要なものというのは、音楽のスタイルあるいは作業のスタイルによって変わってくるのです。

かといって、ではなにもない状態で宅録がいきなりはじめられるかといえばそうもいかないと思いますので、ここではいくつかのスタイルをご紹介しましょう。

音楽を形にするということ

曲を形にするにはなにが必要でしょうか。
CDやカセット、さらには蓄音機などが存在しない時代、音楽は楽譜という形で残されてきました。
しかし、楽譜ではその音楽の細かい部分までを忠実に伝えることは難しいです。

幸い、現在では演奏したものを録音し再生する技術が存在します。
なので、宅録で音楽を形にしたいと思った時にも、楽譜ではなくmp3やCDなど、音源として残すのを目標にするという前提で考えてみましょう。

パソコンを使うか使わないか

音源を作る方法にも、いくつかのスタイルがあります。
ここでは、パソコンを使うか使わないかでわけて考えてみます。

ビートルズやヘンドリクスの時代、楽曲の録音にパソコンが使われるといったことはありませんでした。
カセットなどのアナログの機器を使って音楽が制作されていました。 最近では、ProToolsの登場によりパソコンで音楽を録音するということも当たり前のようになってきています。

では、最近のパソコンを使って録音された音楽のほうがカセットを使って録音されたビートルズの音楽よりもずっと優れているのでしょうか?
そんなことはありません。
しかし、パソコンを使った音楽制作ではアナログな環境での作業よりも、表現の幅が広くなったのも事実です。

だからといって、パソコンを使わなければいけないことはありません。
ひたすら画面に向かって作業をするより、違ったスタイルで音楽を作るほうが楽しいという人もたくさんいるでしょう。

パソコンを使わない場合

極端なところでは、「マイク付きのラジカセで自分の演奏をテープに録音する」、これも一つの立派な宅録です。
慣れるまでは難しいパソコンの操作に悩むことなく、ボタン一つで手軽に音楽制作を楽しめるという点では非常に便利なツールだと思います。
ラジカセなどでの録音の最大の敵は、テープの劣化による音質の劣化ですが、最近では手軽に使えるデジタルレコーダーも販売されています。

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パソコンを使わない派の方でも、ちょっとは凝ったことがしたいという場合はMTRを使うことで多重録音ができます。
つまり、一発録りではなくパートごとに録音をしたり、フレーズを重ねて録音したり、部分だけとりなおしたりといったことができます。
最近ではエフェクター機能やリズムマシン機能を内臓したMTRも販売されています。
また、簡単なカセットタイプのシンプルなMTRなら比較的安価に手に入ります。

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次回予告

長くなってしまったので、記事を二回に分けます。
次回はいよいよパソコンをつかった音楽制作に必要な機材をご紹介します!

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